2020年7月9日木曜日

お母さんの声は金の鈴

本日のマミールームは
保護者向けプログラム「絵本のとびら」でした。

親子ティータイムの間にお持ちいただいたお気に入りの
絵本を紹介していただき、絵本版ビブリオバトルの
スタートです!

絵が可愛くてお母様が癒される絵本や……
 トイレトレーニングにぴったりの絵本
お子様が初めてお友達になった絵本、お母様の思い出の絵本など。
1冊の絵本にまつわるストーリーは無限大にありますね。

本日のティータイムの後の「ごちそうさま。」はお子様だけ。
いつもは絵本を読む側のお母様にもリラックスして
読んでもらう心地よさを味わっていただきたかったので、
ゆっくりお茶を飲みながら聞いていただきました。

一番はじめにご紹介したのは、
松谷みよ子さんの「いないいないばあ」です。
 お母様方の目を見て読んでいましたが、みんな耳がいいね!
おもちゃで遊んでいたお友達も近くに寄ってきてくれました。
 「ばあ!」
 ファーストブックから生活絵本、物語絵本、昔話絵本、科学絵本など
40冊ぐらいご紹介させていただきました。

        

 本屋さんや図書館にはたくさんの絵本で溢れていますが、
良い絵本とはどんなものでしょう?

①想像性溢れる絵
②豊かな言葉でかかれている
③今の子どもの心に同調する

をポイントにして選んでいただくと、宝物となる
かけがえのない1冊と出会えるかもしれませんね。

本日は幼稚園入園前のお友達なら誰でもOK!
の日でしたので、7ヶ月~2歳7ヶ月の異年齢のかかわりも
たくさん見られて微笑ましかったです。
椋鳩十氏の「お母さんの声は金の鈴」にこのような一節があります。

~母が声を出して読んでやるということは、きわめて大切なことである。
なぜなら、声の中には必ず心があり、心を込めて読んでやれば優しい母の声が
子どもの中に入り込んでいくのである。ー中略ー懐かしい母の声は金の鈴の音を
立てて、子どもの心の中で鳴り続けるのである。~

絵本の世界を通し、お子様の心の中には金の鈴の音が、
お母様の心の中には温かい鈴の音が鳴り響きますように…
                      
                            藤本晴子